017年3月2日(木)21:54~ テレビ東京で放送の「カンブリア宮殿」で紹介される
手編みニットの会社「気仙沼ニッティング」の社長 御手洗瑞子(みたらい たまこ) さん。
若者殺到の高級ニット!、、ってどんな商品??
どこで買えるの? お値段高いの??
会社設立のストーリーは、「気仙沼ニッティング物語」という本にもなっているようです。
被災地のおばちゃんたちに誇りを与える新ビジネス!とは・・
求人も発見!! 一体どんな会社なのか調べてみました♪
気仙沼ニッティングとは
2013年、宮城県気仙沼市に誕生した手編み商品を企画・製造・販売を行う会社。
東日本大震災で多くの人が仕事を追われた気仙沼市再生のため、
マッキンゼー出身の 御手洗端子(みたらいたまこ)氏が始めた新ビジネス。
御手洗氏は東京大学経済学部卒業後、マッキンゼーのコンサルタントを経て、
ブータンで初代首相フェローとして1年間勤め、観光客を3倍にした経歴をもつ。
東日本大震災が起きた2011年3月、日本人として東北のために仕事を
するときではないかと考え、任期を終えて帰国。
って、どんだけエリートで才女な方の非凡な構想なのか?!と
勝手な先入観でいろいろ調べていくと、、人の根本にある自尊心だったり、
単純に目の前にあるスキルを活かしたビジネスを大切にしていたり、、
でもそこには確固たる信念があって、なんて素敵な女性なんだろう!
とすっかり彼女とそのブランドのファンになってしまいました♪
最近上場でも話題になった『ほぼ日刊イトイ新聞』を運営する
糸井重里さんに「社長をやらないか」と誘われたことも転機となったそう。
気仙沼ニッティングは一時的な復興支援ではなく、「本当にいいもの」
を作って事業として成立することを目指しているとのことで、
「100年続く会社をつくる!」と彼女の著書
『気仙沼ニッティング物語:いいものを編む会社』(新潮社)では、
学ぶべき企業は創業180年目を迎える「エルメス」や
室町時代からつづく和菓子の「虎屋」だといっています。
彼女のTEDでのプレゼンテーションで、そのストーリーの概要がわかります。
https://www.youtube.com/
港町であるという地域特性を活かし、
漁網の扱いに慣れた漁師の妻が編む手編みのニット。
「手編みはダサい!」という言葉をくつがえすようなデザイン!
商品開発は、人気編み物作家の「三國万里子」さんと取り組んだり、
ニューヨークのデザイナーとのコラボで、ラグジュアリーストアの
「バーニーズニューヨーク」で発売したり・・と、
まさに「おしゃれで欲しくなる手編みセーター」です♪
2012年12月に初めて抽選販売での受注を開始し、
15万2000円(税込)のオーダーメイドのカーティガンは
全国から注文が寄せられ、2013年、法人化した初年度から
黒字を計上しているそう。
気仙沼ニッティングのホームページを見てみると、
最高のものをつくるため、毛糸を一から作ることから始めており、
「編み手さん紹介」として、たくさんの方が誇りをもって
仕事に取り組んでいるのが伝わってきます。
ここで「求人」欄も発見!
コチラ>>>社員になりたい人を募集します
仕事内容は・・・
・販売の企画、準備、実施
・商品および資材の管理
・お客様とのやりとり
・編み手さんとのやりとり
・その他事業運営に必要な業務
もちろん勤務地は「気仙沼市」です^^
誇りをもって働いている仲間がいる・・・なんだか素敵なお仕事ですね♪
購入できる場所
●気仙沼のお店「メモリーズ」で購入
営業日: 土曜日、日曜日
営業時間: 午前11時~午後5時
場所: 気仙沼市柏崎1-12
地図はコチラ
●インターネットで注文
商品によって販売時期・販売方法が異なるのでホームページを確認。
「販売開始をお知らせメール」というサービスもあるので、
注文したい方は登録しておくことをおススメ。
●メールまたは電話で注文
セカンドモデルのセーター「エチュード」のみ
メールまたは電話での注文が可能。
電話: 0226-25-7326
受付日時: 土曜日・日曜日 11:00~17:00
●展示販売会で購入
不定期で展示販売会を行っているそうなので、
「気仙沼ニッティングからのお知らせ」で確認。
詳しくはコチラ>>> 気仙沼ニッティングの商品を購入するには
商品・値段
標準的なフィッシャーマンセーターを編むのに、50時間以上かかる。
編み手さんたちにちゃんと編み代を払おうというのがもともとの目的。
1着あたりいくらぐらいにならないといけないか・・・
と考えられた値段が「15万円」。
15万円で売れるものにするためには、最高のものを作らないといけない。
ということで、最高の毛糸を作るところから始めているので、
これが高いか妥当かを決めるのは、その人の価値観次第だと思います^^
※オーダーメイド
価格: 151,200円(税込・配送手数料別)
色: 生成り、ネイビー、チャコールグレー
価格: 75,600円(税込・送料1,080円)
サイズ: SとMの2サイズ
色: 赤、生成り、オートミール、ネイビー等々・・
ツートンカラー、春色新作!など多数あるようです。
※販売準備中・不定期販売
価格:194,400円(税込・配送料別)
サイズ:ワンサイズ(女性向け)
※販売準備中・不定期販売
価格:194,400円(税込)
サイズ:ワンサイズ(男性向け)
●マフラー
※いろとりどりのマフラー展
価格:21,600円(税込)
なんともスタイリッシュなカラーがたくさん!!
購入者
気仙沼ニッティングの第1号セーターを予約して買ったのが、
なんと「高倉健」さんだったそう!!
フィギュアスケートの浅田真央選手もパチリ。
2013年の展示販売会の広告で
「石田ゆり子」さんと「田口壮」さんがモデルの写真が素敵!
こうしてたくさんの方が「気仙沼ニッティング」に惚れ込んでいるんですね♪
まとめ
「ファストファッション」が時代の潮流である現在、
たしかにクローゼットを見渡しても、
時間をかけて着古していくことで価値があるような
お宝的な服は、今の私には1つも見当たりません。。
次の世代にも引き継げる価値ある「思いの込められた」セーター。
私もそんな服が1着欲しくなりました^^
そしてこんなに魅力的な「気仙沼」を1度は訪ねてみたいです。
もちろん、オーダーメイドのセーターの採寸もかねて・・
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